アトピー性皮膚炎は、アレルギー反応が皮膚にあらわれたものと考えられていて、激しいかゆみを起こします。私も小さい頃悩まされていて、近所の皮膚科でステロイド剤を処方してもらい、小学校を卒業する頃まで我慢していた記憶があります。
肌の表面が乾燥し、肌の一番外側にある角質がもろくなっているため、肌が本来持っているバリア機能が衰え、ちょっとした刺激ですぐに反応を起こしてしまう重い敏感肌の状態に陥っています。とてもかゆいので、意識しないうちに患部を引っ掻いてしまい、さらに状態を悪化させることもあり、なかなか治りません。
子供のアトピーは、ある動物や植物のタンパク質に対して反応しやすい体質を遺伝的に持っていることが原因といわれていますが、成長するに従い体質の影響が薄れ、軽快することが多いようです。
しかし、最近は大人のアトピーも増えつつあります。私のように子供の頃からアトピー体質の方もいますが、大人になってから突然アトピーになったという方もたいへん多いようです。
アトピーに限らず、花粉症などのアレルギー性疾患が最近多いのは気候や生活環境の変化が深く影響しています。大気汚染やオゾン層破壊で肌が傷み、エアコンで乾燥し、さらにストレスなどにより、外部からの刺激に抵抗する力、つまり免疫力が弱った肌がさらに刺激を受け、敏感肌や乾燥肌を進行させてしまうのです。
塗り薬で一時的にかゆみを抑えることはできますが、薬ではなかなか完治させることができません。今のところ、アトピーを起こす物質(アレルゲン)を遠ざけ、刺激の少ない化粧品で肌の外側をガードしつつ、食事やふだんの生活を整えることで、少しずつ弱った免疫力を回復させていく方法で改善するしかありません。
アトピーや敏感肌をもつ方の体調をより積極的に改善するためのサプリメントも数多く発売されています。それだけアトピーの悩みを抱えている方が多いということなんですね。