晴れた日の朝、明るいところで鏡を見たらびっくり!目尻には何本もの小ジワ。ほっぺたも弾力がなく、心なしかたるんでいるような気もして。肌の衰えって、突然気がつくものなんですネ(悲)。
シワやたるみは、乾燥肌をきちんとケアしないまま放っておくとどんどん進行します。また、乾燥肌は敏感肌の引き金にもなってしまうのです。乾いたな、と思ったらすぐに対策を立てましょう。
人間の皮膚の厚さは0.2mmとたいへん薄いもので、パイのように何層もの組織が重なってできています。一番表面は「角質層」と呼ばれ、ケラチンという繊維状のタンパク質でできています。角質層は繊維の隙間に天然の保湿成分「セラミド」と一緒に水分を抱え込み、さらに皮脂で覆って水分の蒸発を防いでいます。
しかし、何らかの理由で皮脂の分泌が減ってしまうとケラチンは抱え込んでいたセラミドや水分を逃してしまい、表面がカサカサに乾燥した状態に。やがて乾燥が表皮の下にある真皮まで進むと、真皮を構成するコラーゲンやエラスチンが変質し、シワやたるみへと進行していきます。
放っておくと乾燥肌はひどくなる一方。どうしたら食い止めることができるでしょうか。
犯人として真っ先に取り上げたいのは紫外線です。紫外線を浴びると、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常な周期より早まってしまい、どんどん肌が新しくなっていきます。ちょっと聞くと良さそうにも思えますが、スピード生成された肌は皮脂もセラミドも不足しているため外からの刺激にも弱く、敏感肌に移行してしまうことも。紫外線は肌自体のコラーゲンまで破壊してしまうんです。肌にとってはまさに天敵。
また、老化によってジワジワと潤いがなくなっていくことも見逃せません。ちなみに肌のセラミドや水分量に変化が訪れる時期は、俗に「お肌の曲がり角」といわれる25歳より少し遅く、30代後半から40代前半といわれています。対象年齢に近い方、ご注意を!
また、敏感肌の原因と同様、環境の悪化やストレス、栄養の偏りも肌を乾燥させてしまいます。みずみずしい美肌をいつまでも保つためには、紫外線を徹底的に避けると同時に、刺激に負けない強いカラダを作る必要があるようです。