一般的な定義では、少しの刺激にも肌が反応してしまい、かぶれやかゆみ、かさつき、痛みなどの症状を引き起こしてしまう肌のことを「敏感肌」と言います。
ところで、俗にいう「かぶれ」には「接触皮膚炎」というれっきとした病名がついていることをご存知ですか?
接触皮膚炎は、外部からの刺激に文字通り“接触してしまう”ことによって発症します。皮膚が赤くなり、強いかゆみを伴います。この状態を日常的に「湿疹」と呼ぶことがよくありますが、実は湿疹って皮膚がトラブルを起こしていること全般を指す言葉だそうです。ブツブツと赤い発疹がふくらんでいたり、文字通りジクジクと湿っていたり、あるいは表面が乾燥してカサカサと粉を吹いたようになった状態も、みな湿疹の一種といえます。
かゆみを紛らわせようと掻いてしまううち、細菌感染を起こして炎症がひどくなると、その後、刺激物に触れた部分以外にも湿疹が広がっていき、さらにはそれが全身にまで広がってしまうこともあります。(敏感肌の方にとっては読むだけでかゆくなる話でゴメンナサイ)。
かぶれには大きく分けてふたつのタイプがあります。
ひとつは刺激の強い物質で起きる急性の反応で一時的なもの、もうひとつはそれぞれの人がもつ苦手物質に体がリアクションを起こしてしまう、いわゆるアレルギー性接触皮膚炎です。かぶれを起こすきっかけになりえる強い刺激性のある物質は、日常生活の中にたくさん潜んでいて、何気なく触れていることも多いはず。つまり誰しも肌トラブルを起こす可能性があり、それがきっかけで敏感肌に陥ってしまうケースも実際にあるということ。なんだかちょっとコワイですね。